老後の生活はいつから始まるのか
葬儀でお坊さんが仰った話です。
人は、いつからを老後の生活と思うのか。
ある人は、定年退職してから
またある人は、年金を貰い始めたら
人によって考え方は違うので
いつからが老後の生活なのかはわからないと。
あの有名な金さん銀さんが100歳を超えてから
テレビやCMに出始めてスポンサー料が入るとき
インタビューで、このお金は何に使いますか?
とアナウンサーが尋ねたところ
老後の生活のために貯金します。と答えたそう
とてもトンチのきいた答えだと
お坊さんは仰ってました。
人は、命の灯火が消えるその時まで
お金という不安から
逃れることはできないのかもしれません。
その為に、毎日一生懸命仕事をしお金を得ます。
しかし、命の灯火が消えた時
その不安や煩悩から解放され極楽浄土へと進むのです。
このようなお話をしてくださいました。
生きている限り、不安や煩悩から逃れることは
不可能です。それがこの世なんでしょうね。
あの世(極楽浄土)にはどんなものが
待ち受けているのか私たちにはわかりません。
今日をどう生きるか改めて考えさせられるような
そんな気がしました。